NFT・仮想通貨の確定申告!おすすめの税金計算ツール3選【メタマスク対応】
こんにちは!ししとう(@NFT_shishito)です。
NFTの確定申告準備してねぇ~。
簡単に税金計算できるツールってないの?
と考えている人は多いかと思います。
そんな方に朗報です!実は簡単に税金計算ができるツールがあるんです!しかも登録は無料!
そこで今回はNFTや仮想通貨の確定申告を予定している方に向けて、おすすめの税金計算ツールを3つ紹介します!👇
- クリプタクト
- Gtax
- Koinly
各紹介の最後にある「使ってみた正直な感想」にも注目してくださいね!笑
この記事で紹介している税金計算ツールを使って、確定申告の不安を払拭しましょう!
著者「ししとう」は税理士ではないため、個人の税金相談はできません。税金の計算などは「事例でわかる! NFT・暗号資産の税務」を参考に記事を書いていますが、現状、不透明な部分も多くはっきり書けないのが現状です。そのため、詳しい取引の判断については税理士の方にご相談ください。
NFTや仮想通貨の確定申告は計算が大変
NFT取引は大きく下記のポイントで税金がかかります。
上記のように、NFTを売って得た利益だけでなく、NFTを買った時も利益を計算 して確定申告する必要があるということです。
しかも、予めETHを 平均的にいくらで取得したのか を把握しておく必要があります。
NFTの確定申告めんどくさすぎる…
ほんとにめんどくさいですよね…
実は税金計算ツールであれば平均価格を自動で計算してくれるんです!
だからこそ、確定申告の準備で楽をしたいなら税金計算ツールを利用することがおすすめなのです。
おすすめの税金計算ツール①:クリプタクト(Cryptact)
クリプタクトの特徴
まずはクリプタクトの特徴を解説します。👇
- ユーザー数は国内No1
- 年間50取引までは無料
(ただし、手動登録は有料) - 仮想通貨取引所のデータ取込対応
- ポートフォリオが見やすい
- 口コミが多く、安心して利用できる
- 有料プランではDeFiや海外取引所対応
クリプタクトは 仮想通貨取引所のデータをアップロードするだけで損益計算してくれる ため、簡単に損益を把握できます。ただし、NFT取引等のメタマスクのデータを計算する場合は、有料プランに申し込む必要があります。
僕は無料の範囲ではカバーできなかったため、有料プラン(8,800円/年)に入って利用しています。クリプタクトに課金した決め手はNFT管理画面とポートフォリオの見やすさ。
色合いも鮮やかで、地味じゃないのもいいですね。取引一覧も 指定条件で細かくフィルターをかけることができる のでお勧めです。
僕は気に入って使っています!
登録は1分程でできるので、まずは無料で使ってみてからプランを検討するのがいいですね!何事もまずは触ってみることが大事です!
無料1分で登録完了!
※公式HPへ遷移します。
クリプタクトの料金プラン
料金プランは下記の通り。👇
機能 | 無料プラン | お試しプラン | ライトプラン | スタンダードプラン | アドバンスプラン |
---|---|---|---|---|---|
料金/年 | ¥0 | ¥8,800 | ¥19,800 | ¥33,000 | ¥55,000 |
年間取引件数 | 50件 | 500件 | 5,000件 | 50,000件 | 1,000,000件 |
海外取引所対応 | |||||
カスタム取引 | |||||
DeFiの対応 | |||||
取引履歴 ダウンロード |
カスタム取引(手動登録)が有料からなので、NFT取引を行う方はお試しプラン から利用する必要があります。
料金に応じた取引件数もそこまで高くはないため、おすすめのツールです。
僕もお試しプランを活用しています!
無料で利用できるといっても年間50件 かつ 手動取込も不可となると 課金せずに使うことは不可能 です。なので 最低8,800円 掛かると思ってもらう方がいいです。ただ、8,800円プランはアップロードシートを手動で作成する必要があり、データを作ることに少し時間が掛かります。(作り方は当ブログで細かく解説しています。)
とはいえ、データのアップロードの手間は他ツールにも言えることで、その点を除くと管理画面の見やすさは他ツールに比べてかなりおすすめです。僕はクリプタクトを使っているのですが、利用者が多い点、解説記事が多い点 も利用を後押ししてくれました。8,800円は経費にできるので、アナログ管理の手間を考えたら十分安い金額です。
無料1分で登録完了!
※公式HPへ遷移します。
クリプタクトを使ってみたい方は下記記事より詳細を解説しています👇
≫【関連記事】 クリプタクトで損益計算!使い方を画像付きで解説
おすすめの税金計算ツール②:Gtax
クリプタクトと同様にGtaxもいいツールです!
Gtaxの特徴
まずはGtaxの特徴を解説します。👇
- 年間100件までは無料の範囲
(手動登録も無料で可能) - 仮想通貨取引所のデータ取込対応
- アップロードシートが使いやすい
- 取引件数に応じた料金が少し高い
- 有料プランではDeFiや海外取引所対応
Gtaxもクリプタクトと同じようにデータ取込が可能なので、損益計算も楽です。しかも 無料範囲内で手動取込やアップロードも可能 なので、年間100取引以内であれば0円で利用することができます。
保有NFTの一覧とポートフォリオ画面は下記の通り。👇
NFTも一覧で管理できて、ポートフォリオもグラフで参照できるのはいいですよね!
クリプタクトとどっちを選ぶかは好みの問題だと思います!
Gtaxの料金プラン
料金プランは下記の通り。👇
機能 | 無料プラン | ミニマムプラン | ライトプラン | ベーシックプラン | プレミアムプラン |
---|---|---|---|---|---|
料金/年 | ¥0 | ¥8,250 | ¥16,500 | ¥33,000 | ¥55,000 |
年間取引件数 | 100件 | 300件 | 1,000件 | 30,000件 | 500,000件 |
手動取込 | |||||
海外取引所対応 | |||||
DeFiの対応 |
無料で100件かつ手動取込まで対応 してくれるのは魅力的です。海外取引所やDeFiをメインで利用しているか、100件じゃ全然収まらないかどうかが課金するかの基準になってくるかと思います。
クリプタクトより200明細少ない分若干安いのも判断基準かもしれませんね!
無料1分で登録完了!
※公式HPへ遷移します。
手動取込も含めて無料でできるところが多く、年間100件以下の取引なら1円も払わずに利用できる のが魅力。アップロードシートもクリプタクトよりはわかりやすいフォーマット になっていることもメリット。僕は年100以上は取引があったのでクリプタクトとGtaxで迷ったが、最終的には管理画面が見やすかったクリプタクトを選択。ただ、Gtaxも悪くはなく少し安いので、好みの問題。年100件以下の取引かつ無料で利用したい方 はGtaxを利用をおすすめします。
※仮想通貨取引所から取り込むデータには入金や出金などの無駄なデータもあるので、工夫すれば100件以内に抑えることができるかもなので、試してみてもいいかも!
Gtaxについては下記記事で詳しく解説しているので、おすすめです。
おすすめの税金計算ツール③:Koinly
Koinlyの特徴
まずはKoinlyの特徴を解説します。👇
- 海外の税金計算ツール
(全て英語) - 10,000取引まで無料
- メタマスクのデータ取込も無料対応
- DeFiも無料範囲で対応
- 国内取引所がほぼ対応していない
- 自動計算が完ぺきではない
一番のメリットはメタマスクの取引データから 損益を自動計算してくれる ところ。
今まで紹介したツールは有料プランに変えることでメタマスクに対応していましたが、無料で対応しているのはKoinlyだけです。
ただし、自動計算が完ぺきではない点、Google翻訳が必須な点を含めると全員におすすめできるツールではありません。
DeFi利用者はおすすめかも!
Koinlyの料金プラン
料金プランは下記の通り。👇
機能 | 無料プラン | 初心者プラン | プロプラン | スタンダードプラン |
---|---|---|---|---|
料金/年 | 0 | 49ドル (約4,600円) | 99ドル (13,400円) | 179ドル (24,300円) |
年間取引件数 | 10,000件 | 100件 | 1,000件 | 10,000件 |
海外取引所対応 | ||||
DeFiの対応 | ||||
税務レポート | ||||
CSVアップロード |
税務レポートを出力する時だけ課金することになるので、基本的に無料でOKです!
メタマスクのデータを自動で連携してくれることはやはり魅力的です。しかし、英語のサイトなので Google翻訳が必須 です。また、英語なので、エラーの対処も時間が掛かります。英語に抵抗がある人にはまず勧めません。また、メタマスク自動連携には罠があり、詐欺NFTも含めてデータが取り込まれる ということになります。つまり、不要なデータが多いということ。しかも、国内取引所は対応しておらず、基本的に手動でデータを取り込む必要があるため、ちょっと手間です。DeFi利用者には手間が省けておすすめ できるといったところでしょうか。
※詐欺NFTは時価ゼロとして計算するので損益計算の対象外です。
Koinlyについては下記記事で詳しく解説されていたので、おすすめです。
≫【記事紹介】Koinlyで仮想通貨・NFTの損益計算!メタマスクにも対応
(おまけ)スプシでも税金計算できるよ
最後に僕のブログで公開している損益計算スプシを紹介します。
僕が自作したツールです!
スプシの特徴
僕が作ったスプシの特徴は下記の通り。👇
- スプシなので全て無料
- 取引入力するだけで損益は自動計算
- NFT取引の管理も簡単
- フォロワーさん複数利用実績あり
- クリプタクトとの差異はほぼなし
(スプシは時価を終値で計算するので若干誤差あり) - スプシなのでアレンジが自由
- データ取込には未対応
(入力が手間)
スプシなので、入力が手間なところはデメリット ですが、全て無料かつアレンジが自由 なので家計簿が好きな方にはおすすめできます。
ちなみに管理画面は下記の通り。👇
使ってみたいという方は下記リンクからダウンロードしてください。
≫ スプレッドシートをダウンロードする
スプレッドシートを開いたら左上の「ファイル」 → 「コピーを作成」を行い、自身のGoogleドライブに保存してください。
使い方は下記記事で詳しく解説しています!
自分のツールですが辛口で書きます。笑
スプシで全てのデータを入力していく必要があるため、Excelに使い慣れていない方は少し時間が掛かります。また、課税対象かどうかを自身で判断する必要があるため、税金の知識が少し必要 です。(一応、入力方法や税金についてはブログで解説しています。)
一方、スプシなので柔軟なところはメリットで、家計簿を自分で付けることが好きだったり、いろいろアレンジを加えて管理したい場合はおすすめです。Excel関数が得意な人はスプシを改良することもできるのでさらにおすすめ。
おすすめの税金計算ツール3選|まとめ
今回は3つ+αの損益計算ツールを紹介しました。
僕は総合的に判断してクリプタクトを利用していますが、最終的にはお好みです。
ただし、損益計算しないことには確定申告は乗り切れません。早めに自分に合った損益計算ツールを見つけて、確定申告の準備をしちゃいましょう!
それではここまで読んでいただきありがとうございました!