Gtaxで損益計算!使い方を画像付きで解説【NFT・仮想通貨の確定申告】
こんにちは!ししとう(@NFT_shishito)です。
確定申告の準備してない~。簡単にNFTの損益計算できるツールってないの?
と考えている人は多いかと思います。
実は”比較的簡単に”損益管理ができるツールがあるんです。
それが「Gtax」!
”比較的簡単に”と言ったのは アップロードする明細を準備する必要がある こと。しかし、それさえ準備ができれば、年間100件まで無料で取引管理ができます。
お金を掛けずに損益管理したいなら「Gtax」!
そこで、今回はGtaxを使った損益計算の方法を画像付きで細かく解説します。
本記事を読むことで仮想通貨やNFTの確定申告の準備ができるので、不安解消には最適ですよ!
Gtaxを簡単に紹介すると
- 無料範囲が広い優良ツール!
- データ取込だけで損益が分かる!
- メタマスクにも対応!
(有料プランに申し込み時のみ)
Gtaxは税理士にも多く利用されている 信頼できる損益計算サービス です。確定申告が不安な方にはぜひとも手に取ってほしいツールですね!
無料1分で登録完了!
※公式HPへ遷移します。
著者「ししとう」は税理士ではないため、個人の税金相談はできません。税金の計算などは「事例でわかる! NFT・暗号資産の税務」を参考に記事を書いていますが、現状、不透明な部分も多くはっきり書けないのが現状です。そのため、詳しい取引の判断については税理士の方にご相談ください。
無料でNFT・仮想通貨の損益計算ならGtaxがおすすめ
NFTや仮想通貨取引で利益が出ると、確定申告をする必要があります。
※厳密に言うと所得が20万円を超えた場合
NFTや仮想通貨の確定申告のステップは下記の通り。👇
このStep1,2は損益計算ツールを使った方が圧倒的に楽です!!
今回記事で紹介するGtaxは個人が仮想通貨やNFTの損益管理をする上でメリットの多いツールです。
- 無料の範囲が広い
(年100取引・手動アップロード可) - アップロードシートが分かりやすい
- サポートが手厚い
税理士の方も実際に利用されているツールなので安心!
詳しい使い方は記事後半で紹介するので、まずは無料登録だけでもしておきましょう!
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Gtaxがおすすめな人
Gtaxはこんな人におすすめです。👇
- 無料で損益計算ツールを使いたい人
- 年100取引以内の人
- 手厚いサポートを受けたい人
年間100件は絶対超えるよ…という方も安心してください。円の入出金などの不要なデータも取り込まれるので、工夫すれば100件以内に抑えることは可能 かと!
同じ日に発生したガス代などの明細も時間帯が近ければまとめてしまっても問題ないですし!
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スプレッドシートで十分という方はこちら!
家計簿をつけるのが好きな人はスプレッドシートで損益管理をすることもおすすめです。
当ブログでは個人の損益計算用にスプレッドシートを公開しています。
≫スプレッドシートはこちら
≫スプレッドシートの使い方はこちら
1:Gtaxに登録
ではここからは実際にGtaxを使いながら説明していきます。
まずは Gtax に登録します。
無料で問題ないかと思いますが、取引明細が多い方は課金も検討する必要があります。
機能 | 無料プラン | ミニマムプラン | ライトプラン | ベーシックプラン | プレミアムプラン |
---|---|---|---|---|---|
料金/年 | ¥0 | ¥8,250 | ¥16,500 | ¥33,000 | ¥55,000 |
年間取引件数 | 100件 | 300件 | 1,000件 | 30,000件 | 500,000件 |
手動取込 | |||||
海外取引所対応 | |||||
DeFiの対応 |
取引が少ない方は無料プランで十分かと思います!
登録手順
では登録方法を解説します。まずは下記ボタンよりGtaxの公式ページに行きましょう。
無料1分で登録完了!
※公式HPへ遷移します。
「Gtaxを無料で試す」をクリックします👇
「メールアドレス」と「パスワード」を入力して、「Gtaxを無料で始める」をクリックします👇
登録したメールアドレス宛にURLが送信されるので、確認します。
メールを確認し、URLをクリックして遷移先の「ログイン」を押すと下記画面に遷移します。
登録したアドレスとパスワードを入力するとログイン完了です!
あとは自由に使い倒しましょう!
2:履歴データを準備する
では早速Gtaxを利用するにあたって、取込元データを収集します。
①仮想通貨取引所の履歴をダウンロード
まずは使っている仮想通貨取引所から今までの履歴データを全てダウンロードします。
ポイントは 今までのもの全て です!
仮想通貨の損益計算は過去取引も加味して計算する必要があるため、2020年から取引を行っている場合は2020年の履歴データからダウンロードしましょう。
「コインチェック 履歴データ」等で検索するとダウンロード方法を紹介した記事がたくさん出て来るので参考にしてくださいね。
コインチェックとBITPOINTについては下記記事で紹介しています。
②NFTの取引履歴をダウンロード
NFTの取引履歴もダウンロードする必要があります。
今回はエンさんのツール「Payment History」を紹介します。👇
【作ったツールの紹介】
— en(エン) 🅽🅵🆃 & hack the 💻 world (@engr5050) September 30, 2022
Payment History(Ethereum) をリニューアルしました☀️
✅ ❤️ NFT以外の取引も可能な限り表示
✅ ❤️ 最大1,000件
✅ 当時のETH/JPYで換算
✅ CSVダウンロード可能
✅ ウォレット接続なし
🔗 https://t.co/wyNR5Q2W5m
☀️お気軽にお試しください☀️ pic.twitter.com/Xx3QgpeFa5
使い方はウォレットアドレスを入れて、表示された履歴を「Export」するだけ!
見やすいデータがダウンロードできます!
3:NFTの取引履歴をGtax用に成形(重要!)
ここからが執念場です。
長い作業になるため、一度休憩してもいいかもしれません。
①Gtax専用フォーマットをダウンロード
まずはGtaxにアップロードするためのフォーマットをダウンロードします。
②必要情報をコピペ
先ほどダウンロードしたGtax専用フォーマットにエンさんのツールでダウンロードしたメタマスクの取引履歴を貼り付けていきます。
各項目のコピペ先は下記の通りです。👇
ここで注意が必要なのは No8とNo12の線が2方向に伸びている ということ。これは下記のように分かれます。
- No8の「Title」転記方法
➡Event Typeが「FreeMint/AirDrop」「Buy」「Mint」「Claim」「BidWon」の場合、右のNo4へ記入し、「SafeTransferFrom」「Sell」は右のNo6へ記入 - No12の「Title」転記方法
➡Event Typeが「SafeTransferFrom」「Sell」の場合、右のNo4へ記入し、「FreeMint/AirDrop」「Buy」「Mint」「Claim」「BidWon」は右のNo6へ記入
ややこしいので、「Event Typ」ごとに作業するのがおすすめです!
ちなみにざっくりですが、下記のように書き換えることができます!👇
Gtax専用フォーマットの各項目の意味は下記の通り。👇
項目 | 内容 | 入力例 |
---|---|---|
取引所名 | 取引所の名前など OpenSea やミントサイト 等 | OpenSea |
日時 | 取引の日付 | 2016/12/23 12:23:34 |
取引種別 | 取引の種類 売買/送付/ボーナス | 売買 |
取引通貨名(+) | 取引通貨やNFTの名前 (増えた方) | CNP #17199 |
取引量(+) | 通貨の数量やNFTの数 | 1 |
取引通貨名(-) | 取引通貨やNFTの名前 (減った方) | ETH |
取引量(-) | NFTの通貨 | 2.501 |
取引額時価 | 時価 | 空白でOK |
手数料通貨名 | ガス代の通貨 | ETH |
手数料数量 | ガス代や手数料 | 0.000151 |
上記は「CNP #17199」を2.501ETHで買った場合の記入例です!
主に上記を参考に入力するとオッケーです!
転記するにはちょっと時間はかかりますが、「早押し失敗したなぁ」や「こんなNFTかったなぁ」と思い出せるので楽しいですよ!
公式HPにも詳しめにアップロードファイルの作り方が記載されているので参考にしてみてください!
≫ 共通フォーマット(一般用)の使用方法
4:Gtaxにアップロードする
各取引所からダウンロードしたデータと、自身で作成したNFT取引のデータをGtaxにアップロードしましょう。
Gtaxの「データ取り込み」から【一般用】共通フォーマットを取り込むを押して、自作のファイルを取り込みます。
ドラッグ&ドロップでもファイル選択でもどちらでも大丈夫です。
あとはポートフォリオを確認するだけですね!
確認した結果はこちら👇
うぅ…マイナス。笑
完璧に取り込んでないので、ここから少し変わりますが…
データをアップロードするだけで損益をチェックできるのはいいですね!
Gtaxの使い方は以上になります!
有料プランを勧められた場合
Gtaxでは Defi取引や取引件数増加によって有料プランを使わざるを得なくなった場合に下記のようにメニューが出てきます。
※ポートフォリオ画面の右上に表示されます。
これが出なかったら基本的に無料で済むということです!
「料金プランページへ」のボタンをクリックすると対応可能なプランが選択されているため、料金を確認します。
「お支払いへ」を押すとクレジットカードの番号を入力する画面に移るため、入力して支払いを行います。
無料で使ってみて、使いやすそうと思った場合に課金するといいでしょう!
Gtaxで損益計算!|まとめ
今回はGtaxの損益計算について手順を紹介しました。
基本的な操作については質問いただいても問題ありませんが、損益としてどう計算すべきかについては税理士ではないので個別回答はできません。
詳しい話は税理士さんへ相談してください!
Gtaxを利用することで、損益計算が楽になることは間違いありません。確定申告が不安な方はぜひ手にとってみましょう!
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