NFTはやめとけ?NFTが危険と言われる理由と始めていい理由を解説
こんにちは!ししとう(@NFT_shishito)です。
最近NFTの波が来ていると言われていますが、一方でNFTは怪しい!詐欺だ!という意見も目立ちます!
僕は実際にNFTを作って販売したり、NFTを購入したりしていますが、NFTは新しい技術に触れているようでかなり面白いです!
ですが、やめとけという意見にも耳を傾けることが大事。
そこで今回はNFTやめとけと言われている理由とやめる必要がない理由について解説します!
- NFTやめとけの理由は?
- NFTを止めとく必要がない理由は?
- NFTの買い方
NFTを始めるならBITPOINTがおすすめ!
NFTを買うための口座開設なら BITPOINT がおすすめです。
- 500円もらえる!
- 指値注文対応
- 手数料全て無料
口座開設時に紹介コード「SURHQOQFGD」を入力することで、500円が受け取れます!
NFTは危険・やめとけと言われる理由
NFT反対派の意見はざっと下記の7種類に分類されるのではないでしょうか。
- 価格と価値が曖昧だから
- 偽コレクションが多いから
- 詐欺やハッキング被害が多いから
- 責任の所在が不明
- 環境に負荷がかかるから
- 税金計算がややこしいから
- まだ知らない人が多いから
順に解説しますね。
①価格と価値が曖昧だから
NFTに疑問を投げかける方の一番の反対意見はこれですね。
ただのデジタルアートが100万円!? ホワイトリストを貰うため必死過ぎない?
そんな意見をよく見ます。
僕の周りでもそのような意見が出ていますね…
実際、NFTは適正価格というものが存在しないため、価格と価値が釣り合っていないものもあります。
中には不正に吊り上げられた作品もあり、買った直後に全然価値がなくなって売れなくなった…なんてこともあるくらいです。
②偽コレクションが多いから
NFTデータは改ざんや複製ができないからこそ価値があります。
しかし、有名なNFT作品の偽物を売り出すことができない訳ではありません。
例えば国内の人気No.1コレクションであるCNP(CryptoNinja Partners)は偽コレクションが多数存在します。
下の画像はOpenSeaで「CryptoNinja Partners」と検索した結果です。
もちろん正しいCNPは公式マークがついている一番右のコレクションだけですが、偽コレクションが多数あるのが分かりますよね。。
NFTを買うときは絶対にURLやコレクション名などをチェックしてから買いましょう!
≫ 【関連記事】CNPの買い方と特典とは【国内No1NFT】
③詐欺やハッキング被害が多いから
詐欺やハッキング被害が多いのもNFTが敬遠されている理由の一つです。
事例1)TwitterのDMで送られてくるURLに接続し、NFTを取られた
事例2)安く買えると言われ、偽物のNFTを買わされた
よくあるのは偽サイトにウォレットを接続して、手持ちのNFTが全て抜き取られたという被害。
せっかく買ったNFTが盗まれるなんて溜まったもんじゃないですよね。
僕も現在ウォレットに高価なNFTを入れているため、盗まれたら発狂します。笑
④責任の所在が不明
NFTは何か問題が発生した時に「だれの責任になるのか」が非常にわかりにくいです。
例えば・・・
Aさん:NFTを購入し転売
Bさん:AさんからNFTを購入
したとして、Bさんが購入したNFTが偽物だとわかった場合、誰が責任を取るのでしょうか。
もともと偽NFTを作った人が悪い!というのもわかりますが、転売するAさんも悪いし、よく調べずに買ったCさんも悪いとも言えます。
このように悪気がなくてもAさんのように詐欺に加担するパターンもあれば、詐欺に引っかかるリスクもあるので「NFTはやめとけ」と言われているのです。
⑤環境に負荷がかかるから
NFTはイーサリアム(ETH)で取引されるため、NFTのほとんどは「イーサリアム」というブロックチェーン上に保存されています。
その「イーサリアム」はPowという方法で運用されていますが、実はPowという仕組みは莫大な電力を消費するため、環境への悪影響が危惧されているのです。
プルーフ・オブ・ワーク(Proof of Work、「PoW」と略されます)とは、ビットコインを初めとした暗号資産(仮想通貨)の取引や送金データを正しくブロックチェーン(block chain)につなぐための仕組みです。
※DMM Bitcoinから引用
イーサリアムのガス代が~と言っているのはこういった理由からなんですね。
⑥税金計算がややこしいから
NFTで得た利益は雑所得として扱われます。
ここで注意が必要なのが、NFTガチホでも税金計算が必要 なことです。
税金を計算する必要がある取引
- NFTをETHで購入した時
- ETHを買った時の価格とNFTを買った時のETHの価格差が雑所得となります。
例)1ETH10万円で購入し、1ETH20万円の時に1ETHのNFTを購入。→10万円が雑所得。 - NFTを売却した時
- NFT購入時の価格と売却時の価格の差が雑所得となります。
- 自身で作ったNFTアートを販売した時
- NFTの売上やロイヤリティ収入から必要経費を差し引いた金額が雑所得となります。
こんなにややこしいからこそNFTはやめといた方がいいって言われるんですよね~
⑦まだ知らない人が多いから
日本人は知らないものを否定する文化が染みついています。
そのため、インフルエンサーがNFTが来ると言えば「詐欺だ!」「怪しい!」と理由もなく叩く人が多いです。
まだまだインフルエンサー = 詐欺師 のイメージが抜けない人が多いですよね。
いくつかNFT反対派の意見をお伝えしましたが、最後が一番意味が分からない理由ですね。笑
NFTをやめる必要はない理由
今まで挙げられた「やめとけ」という理由に対して、僕は全く屈することはないと思っています。
「やめとけ」という理由に納得する部分もあるのですが、根拠が弱いからです。
各「やめとけ」理由に対しては下記の通り対処方法が考えられているため、全くやめる必要はありません。
① → NFTに限らず価格と価値が見合っていないものは存在する
価格と価値が釣り合っていない商品はNFTに限らず存在します。
大事なのは自分自身で価値を判断して、買うか買わないかを決めること。
誰かにおすすめされたから・・・という理由だけで買ってしまうと価値が曖昧になるので、NFTクリエイターの情報や将来性などを加味して買いましょう!
② → 偽コレクションの少ないマーケットを利用する
OpenSeaなどの海外マーケットを利用する場合は、自分自身で身を守る知識が必要になってきます。
そのため、最初は Coincheck 等の国内マーケットで始めるのがおすすめです。
OpenSeaを利用する場合はコレクションのHPなどから遷移して偽物を買わない工夫をしましょう。
特にURL、コレクション名などは入念にチェックです!
③ → 盗まれない対策はある
絶対に盗まれない方法はありませんが、盗む手口さえ分かっていたら対策することができます。
自身のNFTを守るためにも下記のことは徹底しましょう。
- シードフレーズやパスワードは絶対に漏らさない
- 複雑なパスワードを設定する
- DMが正しいものか確認する
- DM上のURLは踏まないようにする
URLを踏むとき、メタマスクに接続するときは踏んでいいのか、接続していいのかを確認しましょう!
④ → NFTに関する法整備が進んでいく予定
今後はNFTに関する法整備が進む予定です。
- JCBAは「NFTビジネスに関するガイドライン」を2021年に策定。順次改定。
- デジタルデータに関する著作権法の改正案が2023年の通常国会で提出される予定。
- 凸版印刷・KDDI・ドコモがNFTの課題と解決策の提案を目的として「デジタル通貨フォーラムNFT分科会」を設立し、実証実験を開始。
このように国や協会、企業が動き出していることは間違いありません。
NFTについては乗り遅れる前に今のうちに準備しておくといいでしょう!
⑤ → 環境への影響を考慮してイーサリアムをアップデート中
現在はイーサリアムのアップデートにより、Powから消費電力の少ないPosに移行予定です。
プルーフ・オブ・ステーク(Proof of Stake、「PoS」と略されます)とは、暗号資産(仮想通貨)の取引や送金データを正しくブロックチェーン(block chain)につなぐための仕組みの一つです。
※DMM Bitcoinから引用
また、NFT売買ではPolygon というネットワークでも行うことができ、Polygonは既にPosで取引が行われています。
環境への影響もしっかりと対策しているんですね!
⑥ → 丁寧に解説されている記事を見て、確定申告を乗り切る
仮想通貨で取引を行う以上、利益計算は避けられません。
初めは抵抗があるかもしれませんが、国のルール上仕方ないことと割り切るしかないでしょう。
めんどくさいという理由で新しい技術を避けることの方がもったいないですね!
僕も頑張って確定申告をするつもりなので、一緒に乗り切りましょう!
税計算をどう乗り切るのかが詳しく書かれた記事を見つけたので、ぜひとも参考にしてください!
≫【おすすめ記事】NFTや仮想通貨の税金計算をスプレッドシート(エクセル)で作成しよう
⑦ → 知らずに否定している人の意見は無視
NFTは怪しい!詐欺だ!と言っている人のほとんど(むしろ全員)は勉強不足です。
知らずに否定している人に比べたら、NFTに興味があるあなたの方が知識があるのは間違いなし。
現にiPhoneだって、販売当初はダサいやそこまで役に立たないと言われていました。
しかし、今はどうでしょうか。世界中の人が発売イベントを楽しみにするほどまでに普及しています。
つまり、NFTだって10年後は当たり前の世界になっている可能性が高いということ。
著名な方々が次々にNFTに参戦しているのもその証拠ですね!
早めに始めて先行者有益を取りましょう!
NFTを購入する方法
ではNFTへの抵抗が消えたところで早速NFTを購入する手順を紹介します。
NFT購入手順は下記の通りです。
- 仮想通貨取引所でイーサリアム購入
- メタマスクにイーサリアム送金
- オープンシーのアカウント作成
- NFT購入
口座開設がまだだよ!という方はGMOコインがメタマスクへの送金手数料無料のためおすすめです。
無料で簡単!
※GMOコインの公式サイトに接続して口座開設できます。
NFT購入の詳しい手順は下記記事で解説しているので参考にして下さい!
≫ 【関連記事】OpenSeaでNFTを買う方法とは【初心者でも失敗しない買い方を解説】
NFTはやめとけ?|まとめ
今回はNFTはやめとけと言われている理由について解説しました。
まとめると下記の通りです。
- 価格と価値が曖昧だから
- → NFTに限らず価格と価値が見合っていないものは存在する
- 偽コレクションが多いから
- → 偽コレクションの少ないマーケットを利用する
- 詐欺やハッキング被害が多いから
- → 盗まれない対策をとる
- 責任の所在が不明
- → NFTに関する法整備が進んでいく予定
- 環境に負荷がかかるから
- → 環境への影響を考慮してイーサリアムをアップデート中
- 税金計算がややこしいから
- → 丁寧に解説されている記事を見て、確定申告を乗り切る
- まだ知らない人が多いから
- → 知らずに否定している人の意見は無視
まだまだNFTへの理解が進んでいないかもしれませんが、NFTを触っている僕たちは最先端を進んでいるということを理解してもらえたら!
なので自信を持って触っていいと思います!
ここまで読んでいただきありがとうございました!