ビットレンディング(BitLending)の税金とは?【計算方法を解説】
こんにちは!ししとう(@NFT_shishito)です。
ビットレンディングで得た賃借料って税金計算どうしたらいいの?
そんな疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。

僕もビットレンディングを始めた時はざっくりしかわかっていませんでした!
そこで、今回はビットレンディングで得た賃借料に対する税金について解説していきます。
結論を先にお伝えすると、ビットレンディングで得た賃借料は雑所得に分類されます。
⇒年間20万円を超えると確定申告が必要!
本記事では実際の計算方法や注意点なども解説するので、ビットレンディング利用者は必見です。
ビットレンディングを簡単に紹介すると
- 仮想通貨を預けて利息ゲット!
- 年利8%の業界最高利率
- 貸出待ちなし
ビットレンディング は仮想通貨を預けて、金利を受け取るレンディングサービスです。2022年2月からリリースした新しいサービスで、今注目が集まっています。


著者「ししとう」は税理士ではないため、個人の税金相談はできません。
「事例でわかる! NFT・暗号資産の税務」を参考に記事を書いていますが、現状、不透明な部分も多くはっきり書けないのが現状です。そのため、詳しい取引の判断については税理士の方にご相談ください。
ビットレンディング(BitLending)とは
ビットレンディングとは 2022年8月8日に正式サービスが始まった新しいレンディングサービス です。
※先行版は2022年2月22日からスタート
運営元は株式会社J-CAMという国内企業で、国立国会図書館にも所蔵されている暗号資産専門誌「月刊暗号資産」を販売されています。
ビットコインなどの仮想通貨を預けて、預けたユーザーは金利を得るサービスです。
銀行ではお金を貸して金利を得ますが、仮想通貨も同じようにレンディングサービスに預けて金利を得ることができます。


仮想通貨レンディングについては下記記事でも詳しく解説しているのでぜひチェックしてみてください。
仮想通貨を預けると、預けた仮想通貨で金利が貰えます。
この金利が ビットレンディングだと最高8% となっており、今注目が集まっているのですね。



銀行の金利の約8,000倍です!
おすすめのレンディングサービス!
※BitLendingの公式サイトに接続して口座開設できます。
ビットレンディングについて詳しく知りたい方は下記記事を参考にしてください。
ビットレンディング(BitLending)の税金計算時のポイント
ビットレンディングの賃借料は利子所得にはならず、全て雑所得になります。
そのため、年間20万円 を超えると確定申告をする必要があります。
計算時のポイントは下記の通り。
- 受け取った時の時価で計算する
- 日本円換算した合計を収入金額とする
(月々貰っている場合)



計算のポイントは図にまとめました!


ビットレンディングは毎月1日に賃借料としてBTCを受け取るため、受け取った時の時価で日本円換算する必要があります。



毎月毎月、日本円換算する必要があるということですね!
税金計算方法
実際に計算する方法を紹介します。
ビットレンディングにログインし、メニューから「賃借料履歴」を確認します。


賃借料履歴から下記の情報が分かりますね。
- 2022年9月1日に 0.00015864BTC 受け取り
- 2022年10月1日に 0.0003183BTC 受け取り
賃借料履歴から日本円でいくら受け取ったのかを計算します。
日本円で計算した結果、下記の通りになりました。
- 2022年9月1日に 447円 受け取り
(2,819,604.68円/1BTCで計算) - 2022年10月1日に 889円 受け取り
(2,795,213.28円/1BTCで計算)
つまり、現時点の収入金額は1,336円。



まだまだ少ないですね。笑
これを1月~12月分計算した結果がその年度の収入金額になります。
他の暗号資産取引や副業収入と合わせて20万円を超えた場合は確定申告が必要ですので、注意してくださいね!
Excelやスプレッドシートにまとめておくと見返すのに便利です。
僕は下記の通りまとめています。





一度まとめてしまうと後は楽ちんです!
よくある質問
- ビットレンディングで年間20万も受け取らないので計算する必要なし?
-
暗号資産の取引はNFTの売買も含めて、基本的に雑所得に分類されます。そのため、ビットレンディングの賃借料だけでなく、NFTの売買、暗号資産の売買によって得た利益が20万円を超える場合は確定申告をする必要があるため、計算する必要があります。
- 当時に受け取った仮想通貨の時価なんてわからない
-
過去の仮想通貨のレートについては「CoinMarketCap」で確認することが可能です。
ビットレンディング(BitLending)の税金とは?|まとめ
今回はビットレンディングの税金について解説しました。
税金については「少額だからバレないだろ」「どうせ20万円超えない」と思ってないがしろにしている人もいると聞きます。
しかし、バレたら後で痛い目を見るのが目に見えています。
今のうちから税金の知識を蓄えて、年末の確定申告に向けて準備していきましょ♪
それではここまで読んでいただき、ありがとうございました。
暗号資産の税金については下記の1冊がおすすめ!

